新興国市場の投資家は現在、順風満帆なように見える。11月の相場上昇は2021年に待ち受ける展開について手掛かりを与えてくれる。
中央銀行の金融緩和策から間近に迫った米大統領の交代、新型コロナウイルスのワクチン開発進展に至るまで、多くの追い風が吹いているため、新興国市場の資産は幾つかの大きな節目を達成する勢いだ。
新興国市場債は年初来の下げを埋めたほか、MSCI新興国通貨指数はこのままいけば月間ベースで19年1月以来の大幅高、年間ベースでは2年連続の値上がり。新興国株の指標、MSCI新興市場指数はこのままなら月間で16年3月以来の大きな上げとなる。
相場回復を支えているのが外国人投資家の関心の再燃だ。国際金融協会(IIF)のデータによると、10-12月(第4四半期)の新興国市場への資本流入はこのまま推移すれば8年ぶりの高水準に達する。
ただ、中国を除く新興国市場の債券と株式に対する海外勢のポジショニングは依然低水準にとどまっているため、上昇は終わりには程遠いと、ドイツ銀行の新興国市場マクロ調査責任者サミール・ゴール氏(シンガポール在勤)が指摘。「21年に入ると、投資が少なすぎる状態にある新興国市場の資産はゴルディロックス(適温相場)となる」と述べた。
原題:
Goldilocks Year Awaits Emerging Markets Defying Pandemic Rout(抜粋)
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November 30, 2020 at 12:28PM
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新興国市場、来年はゴルディロックス相場か-上昇まだ続くとの見方 - ブルームバーグ
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