６日のヨーロッパの株式市場は、新型コロナウイルスの感染者数が各地で一段と増えたことで株価が大幅に値下がりし、ロンドン市場では３年８か月ぶりの安値となりました。
６日のヨーロッパの株式市場は、感染拡大が深刻になっているイタリアだけでなくフランスやイギリスなどでも感染者の数が一気に増えたことで経済への悪影響に警戒感が強まり、全面安の展開となりました。
主な市場の株価指数の終値は、前日と比べてパリ市場でおよそ4.1％の値下がりを記録しました。
ロンドン市場はおよそ3.6％値下がりし、ＥＵ＝ヨーロッパ連合からの離脱を決めた国民投票直後の2016年６月以来、およそ３年８か月ぶりの安値となりました。
また、イタリアのミラノ市場はおよそ3.5％、ドイツのフランクフルト市場はおよそ3.4％、それぞれ値下がりしました。
これらの市場では先週、リーマンショック以来となる記録的な値下がりとなりましたが、今週はいずれも先週末より、さらに値を下げる結果となりました。
市場関係者は「新型コロナウイルスの感染拡大がヨーロッパでも深刻になることに懸念が強まっている。投資家の間では、ヨーロッパが景気後退に陥るリスクが意識されている」と話しています。
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March 07, 2020 at 04:34AM
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ヨーロッパの株式市場 新型ウイルス感染拡大で大幅下落 - NHK NEWS WEB
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