４日のアジアの株式市場は、アメリカのＦＲＢ＝連邦準備制度理事会による緊急利下げの決定を受けて買い注文が出る一方、新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感も根強く、多くの市場で不安定な値動きとなりました。
このうち中国 上海の株式市場は、売り買いが交錯する展開となり、結局、代表的な株価指数の「総合指数」の終値は、３日と比べて、およそ0.6％の上昇で４日の取り引きを終えました。
ほかのアジアの株式市場の多くでも荒い値動きとなり、代表的な株価指数の終値は、韓国でおよそ2.2％、台湾でおよそ0.5％、シンガポールでおよそ0.1％上昇した一方、香港でおよそ0.2％の下落でした。
市場関係者は「アメリカのＦＲＢが緊急利下げに踏み切ったことを受けて、買い注文が出た一方、新型コロナウイルスの感染拡大がもたらす世界経済への影響の大きさを見通せないことから先行きを慎重に見極めたい投資家も多い」と話しています。
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March 04, 2020 at 05:25PM
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アジアの株式市場 不安定な値動き - NHK NEWS WEB
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