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Friday, March 6, 2020

欧州市場の主要指標11時半 ユーロ高1.13ドル台 欧州株安 - 日本経済新聞

【NQNロンドン】6日午前のロンドン外国為替市場で、ユーロは対ドルで上げ幅を広げている。英国時間11時半の時点では、前日の16時時点に比べ0.0150ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1330~40ドルと、2019年7月初め以来およそ8カ月ぶりのユーロ高水準圏で推移している。

米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ観測が広がる一方で、欧州中央銀行(ECB)による利下げ余地は限られると見られている。米独の金利差縮小を見込んだユーロ買い・ドル売りが広がっている。

英ポンドも対ドルで一段高となっている。前日の16時時点に比べ0.0100ドルのポンド高・ドル安の1ポンド=1.3020~30ドル。

米国の追加利下げの観測がポンド買い・ドル売りを促している。英国と欧州連合(EU)の貿易などの交渉をめぐりEUのバルニエ首席交渉官が5日、双方の間に「深刻な隔たり」があるとしながらも、年内に合意する可能性はあると語ったこともポンドの押し上げ要因となっている。

スイスフランも対ドルで上昇し、一時は1ドル=0.9349スイスフラン近辺と18年3月上旬以来およそ2年ぶりのドル安・フラン高をつけた。

円も対ドルで大幅に上昇している。前日の16時時点と比べて1円40銭円高・ドル安の1ドル=105円20~30銭で推移している。一時は105円ちょうど前後と、19年8月下旬以来およそ7カ月ぶりの円高水準をつけた。

米長期金利が過去最低を更新しており、日米金利差の縮小観測から円買い・ドル売りが入っている。

欧州各国の主要株式相場はそろって大幅安で推移している。新型コロナウイルスの感染拡大が続き、世界景気が減速するとの懸念が強まっている。

英株価指数のFTSE100種総合株価指数は11時半時点で、前日の終値に比べ3.23%安と一段安で推移している。幅広い業種が売られ、とくに資源株の下げが株価指数の下落に大きく影響している。

ドイツ株式指数(DAX)は3.54%安。フランスのCAC40は3.75%、イタリアのFTSE・MIBは3.43%、スペインのIBEX35は3.33%、それぞれ下落している。

ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は1バレル47.77ドル付近に大きく下げた。一時は47.02ドルと2年8カ月ぶりの安値をつけた。世界景気の減速で需要が落ち込むとの懸念が強まっている。ロンドン地金市場協会(LBMA)の金価格は1トロイオンス1686.93ドル前後に上げている。新型コロナの感染拡大による景気下振れが懸念され、安全資産とされる金が買われている。ロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場は下げている。新型コロナによる景気減速で需要が減ると懸念されている。

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March 06, 2020 at 07:10PM
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