みんなは大丈夫?
アクセシビリティを高めるためTwitterが新デザインを導入した途端、「画面見てると頭が痛くなる」、「目がチカチカして直視できない」という苦情が殺到しているみたいですよ。
Twitterは金曜、視覚過敏な人でも大丈夫なように、ボタンやカラーのコントラストを抑えると発表。対応に追われています。
何が問題なの?
Twitterに寄せられた苦情は次のようなものです。
- コントラストが強すぎる
- Chirpフォントが見づらい(ChirpはTwitter独自フォント)
- 背景のグレイが減った
- 境界線が消えた
たとえば自閉症に悩む@MxKelsieSkyeさんはこんな症状に悩んでいます。
自閉症の身としては、境界線がなくなって、コントラストが高いせいか、今はサイトを使うのがとても辛い
フォントも、近くで見るぶんにはなんともないのに、サイトを長く使えば使うほど、なぜか目がぼやっとしてくる。ベータの失敗作で終わってくれたらいいな ー@MxKelsieSkyeさん
@stimmyskyeさんはフォントが全然読めないそうな。
このフォント、言葉の綾とかじゃなく本当に読めない。これじゃあシステムフォントに戻すこともできない。アプデがきたらどうしよう。だってTwitter上のものは何ひとつ読めないんだから。どうしていいかもわからないよ ー@stimmyskyeさん
目がチラチラして、頭痛になる人も…。
新しい書体で乱視がひどくなった。読むと頭が痛くなる。システム側の書体は、自分の目に合う書体にしてるんだけどね ー@_psot wroteさん
これを受けてTwitterは12日のツイートで「表示のバグのスクショ募集中。また、フォントで眼精疲労や頭痛、片頭痛などの症状が続いているみなさまは再度ご連絡ください」と情報収集に努めるとともに、13日のツイートでは全ボタンの改善と対応を約束しました。
ちなみにDisabled List創設メンバーのAlex Haagaardさんからはこんな指摘の声も…。
This is a great example of how some access needs routinely get centered over others within "accessible" processes!
High contrast is notoriously NOT accessible for many photosensitive & chronically pained folks. https://t.co/c1AQNkMvC0
— Alex Haagaard (they/them) (@alexhaagaard) August 11, 2021
「コントラストが高いデザインは、光過敏症の人や慢性痛の人によくないことで有名だ」
いちおう新デザイン策定にあたっては障がいのある方々にも相談したみたいなのですけどね…。TechCrunchに専門家が述べているように、アクセシビリティは人それぞれなので、各自がそれぞれの事情に合わせてカスタマイズできるようにするのが一番なのかも。
からの記事と詳細 ( 頭痛、乱視…Twitter新デザインで気分悪くなる人続出、見直しに - ギズモード・ジャパン )
https://ift.tt/3g4Cj7w
科学&テクノロジー
No comments:
Post a Comment