[東京 3日 ロイター] - <15:55> 新興株市場はさえない、新規IPO控えた調整も 新興株市場はさえない。日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数はともに反落した。市場では「年末 に入り、節税対策の売りが活発になりやすい時期だ。特に、今年高値を更新してその後下がっている銘柄ほ ど売られやすい状況にある」(SBI証券の投資情報部アドバイザー、雨宮京子氏)との声が聞かれた。ま た、「12月は新規IPOが多く、IPO銘柄を買うため、今のうちに保有している株式を売る個人投資家 も多いのではないか」(雨宮氏)という。 日経ジャスダック平均は前営業日比0.11%安。個別では、不二精機 が一時ストップ高とな ったほか、小田原エンジニアリング がしっかり。リバーエレテック 、MITホールディン グス 、出前館 は安い。 マザーズ指数は前営業日比2.58%安。個別では、エヌ・ピー・シー 、I─ne 、 アンジェス が高い。半面、ラクス 、BASE 、GMOフィナンシャルゲート<405 1.T>は安い。 <14:05> 日経平均は後場軟調、急騰後の調整局面に 日経平均は後場軟調。前営業日比40円ほど安い2万6700円台半ばで推移している。市場からは「 株式市場はまだ上昇の余地はあるが、日経平均は11月に入って急騰しており、いったん調整が行われてい るようだ。今週はこのまま高値圏でのもみあいが続く可能性が高い」(国内証券)との声が聞かれた。 <13:00> 後場の日経平均は一進一退、上値の重さと下値の底堅さが共存 後場の日経平均は一進一退、前日終値近辺での推移となっている。時間外取引での米株先物はランチタ イム中上昇したものの、日経平均は引き続き方向感に乏しい値動きとなっている。 市場では「ワクチン期待相場はピークを迎えたようにみえる。経済指標もさえない内容のものが多く、 やや重しとなっているようだ。日経平均は上値の重さと下値の底堅さが共存し、押し目買いと戻り売りが繰 り返されるような動きとなっている。来週のメジャーSQまでは同じような動きが続くのではないか」(国 内証券)との声が聞かれた。 <11:55> 前場の日経平均は続伸、5円高 TOPIXはしっかり 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比5円39銭高の2万6806円37銭となり、小幅続伸 した。オーバーナイトの米国株式市場はまちまち。日経平均は反落スタート後、マイナス圏とプラス圏を行 き来する方向感に欠ける値動きとなった。ただ、TOPIXはしっかりとした動きとなっており、全体的な 底上げの動きは変わらないとみる関係者は多い。 2日の米国株式市場ではS&P総合500種が終値での最高値を更新する一方、ナスダック総合は小反 落して取引を終了。新型コロナウイルスワクチンを巡るポジティブな動きや追加経済対策への期待の一方で 、民間雇用統計がさえない内容となった。英政府は2日、米ファイザー と独ビオンテック が共同開発したワクチンの緊急使用を承認。来週から接種が始まる見通しとなった。 TOPIXは0.28%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆1947億7600万円と なった。東証33業種では、海運業、陸運業、空運業などの25業種が値上がり。半面、精密機器、サービ ス業、機械などの8業種は売られた。 市場では「短期急騰による過熱感はあるものの、日経平均は大幅に値下がりすることなくプラス圏を維 持、一服感はまだ出ていないとみる。ただ、循環物色の流れは強まっており、これまで買われていたグロー ス株はやや落ち着いてきている。今週に入りワクチン接種の話がより現実化したため、本質的な意味での景 気回復が期待されているようだ」(東海東京証券のマーケットアナリスト、鈴木誠一氏)との声が聞かれた 。 個別ではファーストリテイリング が続落。2日発表した11月の国内ユニクロの既存店売上高 は前年比0.5%増加と、6カ月連続でプラスを維持しているものの、伸び率は前月の16.2%増から縮 小したことなどが嫌気された。11月上旬の販売は好調だったものの、中旬以降は気温が高めで冬物の主力 商品販売が振るわなかった。 東証1部の騰落数は、値上がり1349銘柄に対し、値下がりが735銘柄、変わらずが90銘柄だっ た。 <10:05> 日経平均はもみあい、方向性欠く中で逆日歩銘柄に買い戻し 日経平均は前日比変わらずの水準をはさんでもみあい。TOPIXは堅調に推移している。方向性を欠 き、バリュー株、グロース株ともに物色のテーマ性、流れがつかみにくい状況となった。そうした中「アサ ヒグループホールディングス など個別に物色されている銘柄の多くは、逆日歩がついている。空売 りした投資家の買い戻しが多いようだ」(野村証券・投資情報部情報二課課長代理の神谷和男氏)との声が 聞かれた。 <09:05> 日経平均は反落、底上げの動き変わらずTOPIXはしっかり 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比60円68銭安の2万6740円30銭となり、反 落してスタート。主力銘柄は売り買い交錯となり、方向感が乏しくなっている。TOPIXはしっかりで始 まり、全体的な底上げの動きは変わらない。 <08:45> 寄り前の板状況、主力銘柄は売り買いまちまちに 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、東京エレクトロン が買い優 勢となる一方、ソニー 、ホンダ 、キヤノン などが売り優勢になるなど、主力銘柄 は売り買いまちまち。ソフトバンクグループ は買い優勢。指数寄与度の大きい銘柄では、ファース トリテイリング は売り優勢となる一方、ファナック は買い優勢となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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December 03, 2020 at 02:07PM
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