アジア株式市場サマリー：引け（23日） - ロイター

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    ［２３日　ロイター］ - 
                             　終値     前日比       ％       始値       高値       安値  コード
  中国  上海総合指数     3414.4899   + 36.7632   + 1.09  3384.1039  3431.6529  3377.9862         
        前営業日終値      3377.7267                                                       
  中国  ＣＳＩ３００指     5005.027    +61.739    +1.25   4954.599   5029.652   4940.449           
        数                                                                                
        前営業日終値       4943.288                                                       
  香港  ハンセン指数       26486.20     +34.66    +0.13   26659.79   26662.66   26369.34        
        前営業日終値       26451.54                                                       
  香港  ハンセン中国株     10666.53    +113.18    +1.07   10646.07   10676.59   10587.53         
        指数                                                                              
        前営業日終値       10553.35                                                       
  韓国  総合株価指数        2602.59     +49.09    +1.92    2560.04    2605.58    2553.70         
        前営業日終値        2553.50                                                       
  台湾  加権指数           13878.01    +161.57    +1.18   13793.55   13921.16   13793.55         
        前営業日終値       13716.44                                                       
    豪  Ｓ＆Ｐ／ＡＳＸ      6561.60     +22.40    +0.34    6539.20    6594.00    6539.20         
        指数                                                                              
        前営業日終値        6539.20                                                       
 
    中国株式市場は、優良株指数が過去５年余りでの最高値で引けた。ワクチン主導の景気回復への期待で
リスク志向が高まる中、素材やエネルギー株が上値を伸ばした。
    上海と深センの株式市場に上場する有力企業３００銘柄で構成するＣＳＩ３００指数終値は
２０１５年６月１７日以来の高値水準。
    素材株は２．１％高、エネルギー株は３．８％高。
    米政府のワクチン開発対応チームのトップは２２日、最優先対象である医療従事者などへのワクチン接
種が１２月半ばまでに行われるとの見方を示した。
    
    香港株式市場も上昇。ワクチン主導の景気回復期待で景気循環株が買われた。ただ新たに浮上した米中
関係の新たなリスク材料が上値を抑えた。
    ＣＩＴＩＣ証券はノートで、ワクチン開発の進展が景気回復を期待させ、市場を支援していると指摘し
、域内消費回復の恩恵を享受する自動車株、セメント株、不動産株、割安な銀行・保険株を推奨した。
    ただ投資家は、米中の新たな緊張を警戒。ロイターは、トランプ米政権が航空宇宙分野などの中国企業
８９社について、軍に関連しているとして米国の製品や技術の購入を制限する規則案を策定したと伝えた。

    
  
    ソウル株式市場は４営業日続伸し、総合株価指数（ＫＯＳＰＩ）が史上最高値で引けた。新型コロナウ
イルスの感染拡大を受けた韓国の防疫対策強化が上値を抑えたものの、需要改善や半導体業界の明るい見通
しを背景に、主力銘柄のサムスン電子やＳＫハイニックスが急伸した。
    サムスン電子は４．３３％高、ＳＫハイニックスは３．３１％高。需要増加の
見込みや、２０２１年の楽観的な収益見通しで買われた。
    １１月１─２０日の韓国の輸出は前年同期比１１．１％増。半導体輸出が２１．９％増加したことや、
海外の需要改善が後押しした。
    電気自動車（ＥＶ）向け電池メーカーのＬＧ化学は３．３１％上昇し、２週間ぶりの高値
で終了。米テスラが「モデルＹ」の搭載電池を発注したとの韓国メディアの報道が材料視された。
    サムスン重工業は２５億ドル規模の受注が好感され１５．６９％高と急騰。約６カ月ぶり
の高値で引けた。 
    海外勢は９８８６億ウォン（約８億９０２１万ドル）相当の買い越し。買い越しの連続日数は１３営業
日と、２０１６年８月以来の長さとなった。  
    
    
    シドニー株式市場は反発。オーストラリアで人口首位のニューサウスウェールズ州と２位のビクトリア
州との州境再開に伴ってリスク選好が高まり、主力のエネルギー株と鉱業株が上昇した。
    エネルギー株指数は原油相場の上昇に押し上げられ、２．８％高。新型コロナワクチンの臨床
試験（治験）で良好な結果が示されたことを受け、需要回復期待で買われた。
    燃料大手アムポルは一時８％余り急騰。市場外での自社株買いを発表したことが材料視された
。
    新型コロナのパンデミック（世界的流行）で打撃を受けた旅行・観光関連株は、州境再開を好感して上
昇。カンタス航空とシドニー・エアポート、リージョナル・エクスプレスがいず
れもプラス圏で終わった。
    鉱業株指数は２週間ぶりの大幅上昇。世界的大手のＢＨＰは２．５％高、リオ・ティ
ントは１．５％高。
    このほか、テーマパーク運営のビレッジ・ロードショーは約１７％高。同社に対する買収提示
額をＢＨＧキャピタルが引き上げたことが好感された。
    一方、オーストラリア証券取引所（ＡＳＸ）は下落。先週の取引停止について当局が調査中と
の報が弱材料になった。

    
 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
 
 

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November 23, 2020 at 04:47PM
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