【北京＝三塚聖平】６月中旬に新型コロナウイルスの集団感染が発生して休止措置が続いていた北京市豊台区の食品卸売市場が１５日、約２カ月ぶりに一部営業を再開した。集団感染が収束し、新たに感染防止策を講じたことを受けて段階的に営業を始めたという。
再開した「新発地卸売市場」は、北京市内向け農産品の８割程度が取引されており、休止により食品流通に影響が出ていた。再開にあたり、これまで受け入れていた一般市民向けの小売りをやめ、定期的な消毒などの衛生対策をとったと中国メディアは報じている。
中国政府は、コロナ流行を押さえ込んだと強調しているが、各地で散発的に感染拡大が起きている。そのたびに経済活動を制限する厳しい感染対策を行っており、北京でも同市場での集団感染発覚後に移動制限を復活させた。完全な封じ込めの難しさを指摘する声は中国国内にもある。
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August 16, 2020 at 06:06AM
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コロナ集団感染発生の北京の食品卸売市場が2カ月ぶり再開 - SankeiBiz
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