東京証券取引所の市場再編を巡り、新基準を満たさない東証1部上場企業でも最上位のプライム市場（仮称）に「残留」できる経過措置の期間について、東証は「当分の間」とする方針を固めた。1部からの「降格」を恐れる企業に配慮し、経過措置の終了時期の明示を見送る。時価総額の低い企業もプライムに残り続けることが可能となり、優良銘柄に絞った市場を作るという当初の再編の狙いが骨抜きになる可能性がある。
東証は、金融庁の金融審議会が2019年12月にとりまとめた報告書を基に市場再編の詳細を詰めており、21日にも経過措置の期間などを含めた骨子を発表する。移行は22年前半に行う。↵
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February 19, 2020 at 09:56PM
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東証1部からの降格は「当分」猶予 市場再編改革、骨抜きの恐れ - 毎日新聞 - 毎日新聞
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