第11世代Coreプロセッサですよ。
Intel(インテル)は華やかなバーチャルCESでの発表の片隅で、ひっそりとミニPCことNUCと、NUCキットを発表しました。これらはリーズナブルな価格でTiger Lakeを導入できるというメリットがあります。
最初に紹介するのは上位モデルことNUC 11 Enthusiastで、これはフル装備のミニPCかキットとして提供されます。内部にはIris Xe統合グラフィックスを内蔵した第11世代Core i7-1165G7プロセッサ、RTX 2060グラフィックスカード、16GB DDR4-3200メモリ、インテルのOptane Memory H10(32GB+512GB以上)ストレージが搭載され、アメリカやヨーロッパ、中国向けの電源コードがオプションで用意されています。また、Windows 10 Homeがプリインストールされています。
対応インターフェースも豊富で、HDMI 2.0、Mini DisplayPort 1.4、Thunderbolt 4ポート x 2、Intel 2.5 GBイーサネットポート、Wi-Fi 6とBluetooth 5、USB 3.1 Gen 2ポート x 6などが用意されています。
キットには同じCPUとGPU、外部ポートが含まれていますが、メモリ、ストレージ、OSはすべて自分で選択できます(メモリは最大64GBまでサポート)。なおキットの場合、ボードはPCIe 4.0ではなく、PCIe 3.0 NVMe M.2 SSDをサポートしていることに注意しましょう。また、イギリス、オーストラリア、インド向けの電源コードのオプションが追加されています。
NUC 11 PerformanceモデルではCore i7-1165G7かCore i5-1135G7、あるいはCore i3-1115G4を選択でき、i7とi5のオプションにはIris Xeグラフィックスが内蔵され、i3では通常のUHDが搭載されています。組み立て済みのミニPCはどれも外部GPUを搭載していません。これに8GBのDDR4-3200メモリ、500GB NVMe SSD PCIe 4.0ストレージ(EnthusiastモデルにはGen4が搭載されていないので奇妙ですが、Intel Optaneメモリが関係しているのかもしれません)、Windows 10 Homeがプリインストールされており、ポート類はほぼ同じですが3つのUSBポートが減っています。
最後のNUC 11 Pro MiniにはIris Xeグラフィックスを内蔵したCore i 7-1165 G7またはCore i 5-1145 G7、500GB Gen 4 NVMe SSD、8GB DDR 4-3200メモリ、およびWindows 10 Homeがプリインストールされています。またEnthusiastキットと同様に、PerformanceキットとProキットはどちらも自分で購入したメモリ、ストレージ、OSが必要です。ちなみにPro MiniのPCとキットのサポートページを見ると、2024年前半に販売を終了する予定となっています(他のNUC PCにはそのような記載はありません)。
残念ながらこれらのPCはいずれもBGAソケットがハンダ付けされているため、将来的にプロセッサを簡単に取り出してアップグレードすることができません。購入したとおりのスペックで使い続けることになります。
価格はお求めやすく、SimplyNUCで販売されるEnthusiastモデルは1350ドル(約14万円)からで、これは8GBのメモリと128GBのNVMe PCIe M.2 SSDを搭載しています。もしNUC 11 Enthusiastをインテルが宣伝しているとおりのスペックで購入しようとした場合、価格は大きく上がります。しかし、昨年レビューしたNUC 9 Extreme Kitよりはまだマシです。
からの記事と詳細 ( インテル、第11世代プロセッサ搭載のNUCをこっそりローンチ - GIZMODO JAPAN )
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科学&テクノロジー
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