新しい年が始まると、何か新しいことを始めたくなる。大げさな目標を立てるのではなく、前からちょっと気になっていたんだよな」ということを、ちょこっと始めてみるのがいい。思ったより面白くなくてやめてしまっても、思った以上にのめり込んでいっても、それは自分の自由だ。選択肢がいくつもあったら楽しい。今回は、そんな気になることを気軽に始めるのにちょうど良い本を5冊紹介する。
小学生から始めるタイピング英語 コウペンちゃんと学ぼう
タイピングを練習しながら、英語も学べる一石二鳥の本。大人だって、英語もタッチタイピングもできるという人ばかりではない。キーボードを打つのが遅くて」と、普段から不便を感じていたり、英語をやり直したいけれど、あまりに分からなくて、どこからやり直せばいいか分からない」と考えていたりしたなら、今さら」と思わず、コウペンちゃんと一緒に学び始めてみたい。
本書には、タイピング練習ができるウェブアプリのデモ版へのアクセス権が付いている。筆者も試してみたが、思いのほかシビアな判定で、つい向きになってやってしまった。英語についても、自分や身の回りのことに関する単語や表現を学ぶので、覚えたことをすぐに使える楽しさがある。音声は、別途ウェブサイトからダウンロードできる。
iPad仕事術! 2021(iPadOS 14対応・最新版!)
カラフルな第4世代iPad Airや、お手頃価格でも機能は十分な第8世代iPadなどが発売され、買ってみた」という人も多いのではないだろうか。または、購入を検討しているが、iPadでどんなことができるのか知りたいという人もいるだろう。そんなビジネスパーソンにお勧めなのが、このムックだ。
仕事術」とタイトルにあるように、仕事に役立つアプリの紹介があるほか、画面の使い方、入力方法の使い分けなども、画面写真付きで詳しく説明されており、iPadの使い方として、まとまった情報を一気に知りたいという用途にピッタリだ。ノートアプリやテキストエディタなど、仕事の効率に影響するようなアプリもたくさん紹介されている上、Kindle版もあるので、iPadで読みながら操作を試してみるという使い方もできる。
ジブン手帳公式ガイドブック2021
「ジブン手帳」に特化したガイドブックだが、他の手帳を使っていたとしても参考にしたい手帳の使い方が満載の本。新しい手帳を前にして、どんな風に使っていこうか迷っている人や、手帳をこれから買おうと思っている人の参考になる(本書で紹介されている一部のフォーマットについては、既に手に入りにくい点は要注意)。
スケジュールを管理するだけでない手帳の使い方をしたい」仕事とプライベートの使い分け方を知りたい」同じような仕事をしてる人は、どんな手帳の使い方をしてるの?」と思ったとき、既に手帳をフル活用している人の手帳ページを見ると、とても刺激を受ける。本書には、たくさんの使用例がカラーで紹介されているので、自分とマッチする使い方に出会える可能性は高い。
東大式ふせん勉強法
なんの勉強を始めるにしても、勉強するからには、なるべく効率的に必要な知識をインプットし、試験や仕事や趣味に生かしたいと思うはずだ。そこそこ長く生きてきて、学校でも勉強をしてきたはずでも、いざ勉強しようとすると、勉強のやり方」そのものを忘れていたり、勘違いしていたりする。だからこそ、何か実績のある勉強方法を参考にしてみると良い。その一つが、本書だ。
本や教科書に書き込みをしたり、単語を暗記したり、やるべきこと(ToDo)を管理したり、時間を作ったりと、ふせんを十分すぎるほど活用するのが、本書のやり方だ。勉強にふせんは欠かせない存在だが、さまざまなふせんの用途を知ると、勉強がはかどるだけでなく、勉強がもっと楽しくなるだろう。
bechoriのカラフルハンドレタリング シンプルで美しい手描き文字レッスン
スケジュールを管理する手帳や、資格試験の勉強に使うノートに、ワンポイントでもカラフルで美しい文字でタイトルが書いてあったりすると、それだけで、少しテンションが上がって、また次回そのページを開くのが楽しみになるものだ。そこで、アルファベットを美しく書けるように練習し始めてみるのもお勧めだ。
本書では、モノラインレタリング」とブラシレタリング」というシンプルなスタイルを練習できる。使うのは、市販のペンと紙だが、ペンによって特徴が異なるので、自分の書きたい文字に合わせてそろえる。もし、iPadとApple Pencilがあれば、ノートアプリやお絵描きアプリを使って練習するというのも選択肢の一つだ。
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からの記事と詳細 ( 英語からiPad使いこなしまで--新たな"学び”を気軽に始められる5冊 - CNET Japan )
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